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色を見続けて33年!リバーサルの鉄人。

[ 2008年4月20日 ]
リバーサルプリントの仕上がりに大きな影響を与えるのは、プリントアーティストの存在です。
当プロラボの看板プリントアーティスト黒住は、色を見続けて33年のベテラン。関西を中心に、多くの写真家の方々に篤い信頼をいただいています。
手焼きリバーサルプリントの基本について、話を聞きました。ご注文時の参考にしていただけると幸いです。

―機械焼きと手焼きの違いは、どんなところですか?
黒住:パッと見て、色の冴えが全然違います。例えば、ワイド四切などの安価なものは、手焼きとはいえストレートプリント。だから焼きの部分調整もしない。プリントアーティストというのは、特に指定がなくてもこういった部分調整やフィルターワークを当たり前にしているものです。当然、仕上がりが全然違います。

―プリントしやすい原板は、どんなポジ?
黒住:適正露出が一番です。どちらかというと、柔らかいほうがいいですね。

―逆にプリントするのが難しい原板とは?
黒住:オーバーなものですね。極端にアンダーなものも焼きにくいし、何倍も手間がかかります。

―お客様からの指示の表現の中で、ちょっと分かりにくいなというのはありますか?
黒住:ここを覆ってとか、焼き出してという言葉を使われるよりは、濃くして、明るくしてと言っていただいた方がいいですね。また「30%明るくして」と言われても、それは何に対しての30%なのかが分からないので、パーセンテージでの指定も分かりにくいです。明るさの度合については「半絞り、ひと絞り」というように、絞りで表現していただけるとありがたいです。

―指示がない場合は原板に忠実に焼くのですか?
黒住:原板どおりというのは基本です。本来は何の指示もなくても、プリントアーティストに出せば部分的な焼き調整をやります。
ただ、原板どおりとご指示いただいても、ビュワーによって見え方の差があります。一旦ビュープリントやL・LLに焼いていただき、その色を基準に指示していただければ、ギャップが少なく仕上がります。最終形態がプリントなら、試し焼きもプリントで。リバーサルプリントのLLで焼いて見本につけて頂くのが理想です。

―最後に、お客様へメッセージを。
黒住:私は店頭に立って直接注文を受けることはありませんが、お客様の作品を一つひとつ丁寧に仕上げています。リバーサルプリントを利用したことの無い方にもぜひ一度ご利用いただき、違いを実感していただきたいですね。

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